PeaPort
エクセルからHTMLへ      V8.01
・動作環境は、Excel2013以降およびWindows 8以降です。
・旧バージョンは下段の付録:変更履歴の中からダウンロードできます。
1. この「エクセルからHTMLへ」(PutEXCELintoHTML_V801.xlsm)が行うこと
 1.1. エクセルからHTMLへの変換
 1.1.1. エクセルからHTMLへ変換する内容
エクセルシートの選択した範囲の表示内容をHTMLに変換します。
全体の外観、個々の文字列や数値、背景色、罫線及び図(画像や図形)などを極力そのまま再現します。
変換内容の概要は次のとおりです。
◆セルの高さ、幅、セルの結合、セルの背景色
◆文字、フォント名、サイズ太字、斜体、下線(単線のみ)取消線上付下付()仮名(がな)
◆縦方向配置(上詰め、中央揃え、下詰め)
◆横方向配置(左詰め、中央揃え、右詰めの3種、「選択範囲内で中央」は後述のセル結合オプションを指定した場合のみ変換)、インデント
◆罫線の太さ(ヘアライン、細線、中太線、太線)、種類(実線、破線、二重線)、色(任意)
◆図(画像、図形及びグラフなどで、単一のセルまたは結合セル内に納まっている1つのみが有効です、変換後にその単一セルや結合セルの中央に配されます)
◆図またはセルに関係づけられた外部リンク及び同一シート内セル位置へのリンク
◆横配置が「左詰め」または「選択範囲内で中央」の場合に、文字列が右隣のセルにまたがって表示されているものは、オプションでセルが結合されていると見なして外観を変えずに変換
◆非表示の行及び列は変換対象外(例えば、フィルターがかけられた表示状態を変換)
◆特定のセルは内部の文字列をHTMLのタグとして扱う(設定方法は1.1.3.(4)を参照)
◆縦書き(右枠内を参照してください)
◆Unicode文字の自動変換(絵文字も対応😀)

 
縦書(たてが)きの変換
 開発当初と環境が変わり縦書きに対応するブラウザが増えたため、スタイルシートに依存して変換する形に改めました。
 よって、下線
取消線なども変換できます👍。
 
 1.2. エクセルからHTMLへ2次変換(追加機能であり、必要がなければ実行不要)
・タイトルを変更する。
・全体に背景画像(壁紙)を設定する。
・セル内の文字列の一部にハイパーリンクを設定する(文書内リンクもできます)。
・文字列又は図に名前を付けて、リンク先に設定する(文書内リンクもできます)。
・図(画像ファイル)を別のものと置き換える(当然、別のフォルダのものとも置き換えられます)。
・図に設定されているハイパーリンクを変更、追加、削除する(文書内リンクもできます)。
・図に設定されている代替表示文字列を変更、追加、削除する。
・特定のセルにある文字列を手がかりに、そのセル(マス)にインナーフレームやカウンターを配置する。
 1.3. エクセルからHTMLへ1次変換した文書どうしの結合(追加機能)
次の場合に対応できます。
・異なるシート上の範囲を結合したい。
・更新時、変更部分のみを変換し、固定部分は変換せずに結合したい。
2.  1次変換
  1次変換の手順
操作の手順
・右の図が、操作用の変換フォームです。
・操作は、次の3ステップです。
  ①ワークシートの範囲を選択し、
  ②作成文書のタイトル名を記入し、
  ③選択範囲を確認して変換ボタンを押す。
・オプションは、必要に応じて指定します。
 オプションには、リンクの開き方、ソース表示、
 文書の横方向位置及び図の保存サイズ、
 変換フォームの表示位置などがあります。
 通常は何も指示する必要はありません。
・フォームの下の「変換する範囲」は、範囲
 指定後このフォームへ戻ると自動的に表示
 されます。
EtoHform
3.  2次変換及び1次変換文書の結合の手順
それぞれ、専用のシートを用意しており、必要事項をシート内に記入後アドインのコマンド「エクセルからHTMLへ」のサブメニューから、または「変換フォーム」で「その他の処理」フォームを呼び出して実行します。
4.動作環境
Windows 8 以降 、Excel2013以降
5.ダウンロード
エクセルからHTMLへ のダウンロード
下記のリンクをクリックすれば圧縮形式のファイルを ダウンロードできます。 
解凍すると、PutEXCELintoHTML_V801.xlsm(エクセルファイル)及びReadMe.txt が ひとつのフォルダに納まっています。 
エクセルからHTMLへ(PutEXCELintoHTML_V801.zip 圧縮_zip形式_490KB)ダウンロード
付録:更新履歴  
V8.00からV8.01への更新
・画像出力ファイル名を(タイトル名).filesでなく特定の名前を指定できるようにしました。
・HTML変換後の文書の文字コードをShift_JISからUTF-8へ変換する処理ができるようにしました。
・スマホで見たときに文字が縮小されて表示されるのを防ぐようにしました。
(2022.03.31)V7.01からV8.00への更新
・画像ファイル作成にあたってビットマップのみを用いていましたが拡張メタファイルのによっても作成するようにしました。
・変換後に出来上がったソースを表示するフォームが立ち上がらない不具合を改善しました。
・クリップボードの画像データ(ビッチマップ、拡張メタファイル)の選択、画像透過処理の選択、変換フォー ムの表示位置の選択などオプションを増やしました。
・絵文字に対する処置が不十分でうまく表示されない場合があることを改善しました。
・縦書きをスタイルシートによってブラウザの機能を利用する形に変えました。
・変換対象範囲を選択して変換フォームへマウス移動することにより変換対象ブックのウインドウへ変換
フォームを自動移動するようにしました。
・変換フォームにその他の処理ボタンを追加し、対象ブックの指定、このブック部の表示/非教示切替、2次 変換に関する処理、文書結合に関する処理などをフォーム上で指示できるようにもしました。
・2次変換および文書結合のシートのコピーを新しいブックへ作成する手順に変更しました。
・立ち上がり時に変換フォームを表示するようにしました。
・[変換手順目次]シートを作成し、代りにヘルプファイルを廃止しました。
・Securityシートの内容を更新しました。
・本文のフォントは游ゴチックをメインに変更しました。
・ヘルプファイルをなくしたことから、セルにリンクが重複している場合の処置及び解説をシート名[DuplicatedLink]に記載してこのブックに追加しました。
(21.06.15)V6.00からV7.00への更新
・Office2010(EXCEL2010)以降のみに対応するバージョンとして公開
旧バージョン(EXCEL2010対応)V7.00のダウンロードはここから
エクセルからHTMLへ(PutEXCELintoHTML_V7.00.zip 圧縮_zip形式_514KB)ダウンロード
(21.06.08)V5.03aからV6.00への更新
・64bitEXCELに対応するようにしました。
・ユニコード文字の取扱いを強化し、絵文字や貨幣記号の多くに対応するようにしました。
・IEと異なりエッジやクロームでは小さなポイントの文字を扱えないので、縦書きのルビサイズを7ポン
 ト以上に強制変更してルビの位置の改善を図りました。
・開発環境からEXCEL2007における検証が十分にできないため、公開を見合わせています。
(20.04.26)V5.03からV5.03aへの更新
・ユーザーの方からのご指摘により、OSとEXCELバージョンの組合せで起こる
  GetSaveAsFilenameメソッドの失敗に対応しました。この場合、カレントフォルダ内に指定ファイル名と
 同名のフォルダがあればその中に入りファイル名の初期 値が空白のままダイヤログが表示されるこ
 とがあります。
・エクセルシートのセルにハイパーリンクが2つある場合の処置についてヘルプファイルの説明に追記
 をしました。
旧バージョン(EXCEL2007対応)V5.03aのダウンロードはここから
エクセルからHTMLへ(PutEXCELintoHTML_V503a.zip 圧縮_zip形式_699KB)ダウンロード
(16.03.08)V5.02からV5.03への更新
・ユーザーの方からのご指摘により、挿入された画像の端部が数ピクセル分トリミングされる不具合を
 改善しました。
(15.07.11)V5.01からV5.02への更新
・結合セルの右又は下罫線が引かれない場合がある不具合を改善しました。
(15.06.14)V5.00からV5.01への更新
・タイトル記入欄への記入時に、かな漢字入力すると欄の大きさが不自然に変わることを改善しました。

・タイトル記入欄への記入を助けるために、マウスの右クリックメニューを設定しました。
(15.05.30)V4.02からV5.00への更新
・xlsm形式で作成しました(対象をExcel2007以降のバージョンとしました)。
・Excel2010以降で実行すると変換後の画像ファイルが過大になってしまうことを改善しました。
・外部リンクを開くときに新しいタブで開くことを基本としました。同じタブ内で開きたい場合はオプション
 指定としました。中央揃え処理を2次変換から1次変換のオプションに変更しました。これらによって、
 オプションの数が増えたので新たなフォームを呼び出す形としました。
・オプションによって表示したHTMLソースコードのテキストボックスにおいて部分的なコピーができる
 様にマウスの右クリックメニューを設定しました。
・タイトル欄の複数行記述におけるカーソル位置不具合を改善しました。
(15.05.01)V4.01からV4.02への更新
・前回更新で2次変換シートが壊れていました。申し訳ありません。それを修復しました。
旧バージョン(xls形式)V4.02のダウンロードはここから
エクセルからHTMLへ(PutEXCELintoHTML_V402.zip 圧縮_zip形式_676KB)ダウンロード
(14.08.23)V4.00からV4.01への更新
・セル内の折り返して全体を表示する場合などにおける行送り(行間隔)がエクセルと同程度と
なるように改善しました(ただし、和文以外のフォントでは調整が採れておりません)。
(13.08.25)V3.04からV4.00への更新
・Windows8(32bit、64bit)、Office2013(32bit)でも動作するようにしました。
(12.07.31)V3.03からV3.04への更新
・2次変換における、ハイパーリンクリンクを設定する文字列への飾りなしの制御に不具合があり
改善しました。
(12.03.11)V3.02からV3.03への更新
・表を変換し部分的に別の文書へ挿入する場合の使用性を考慮して、1次変換後に変換結果の
 HTMLソースコードを表示し、コピーできる機能を追加しました。
・別の文書へ挿入する場合、セルのスタイルシートが前段で定義されているために表示が乱される
 ことを避けるため、スタイルシートの先頭に<td>タグ(罫線なし、余白なし)を挿入しました。
・セルに記述された文字列をHTMLのタグ記述として扱う機能を追加しました。
・文書結合において、列数や幅が異なる文書の結合の不具合を改善しました。
(11.10.09)V3.01からV3.02への更新
・図がセルに内に納まっているように見える場合でも、その右下隅がはみ出ていると判定してしまう
 場合があるため、内部データ上は1.5ポイント(2ピクセル)まではみ出してもセル内に納まっていると
 取り扱うようにしました。
・図に同じ代替テキストが定義されている場合には同じ図と判断する機能が十分でなく、かつ、
 100以上の数の図に代替テキストが定義されている場合にエラー停止してしまうことを
 改善しました(Excel2007以降)。
(11.09.25)V3.00からV3.01への更新
・フィルタ処理により非表示となった行、またはマニュアルで非表示にした行や列などが範囲内に
 ある場合、変換対象から除くようにしました。また、オートフィルタを設定したシートでエラーが
発生する場合がありましたが、改善しました。
・タイトル名が1行に納まらないときは、高さを変えて複数行表示するようにしました。
(11.09.11)V2.17からV3.00への更新
・1次変換における変換サイズなどの制限をなくしました。
・2次変換での各項目のデータ行数の制限をなくしました。
・1次変換した文書どうしの結合後の行数制限をなくしました。
・文書内リンク及び外部のページの途中へのリンクをできるようにしました。
・1次変換の操作手順を使用性を考えて変更しました。
・タイトル記入欄のダブルクリックでブック名、シート名及び変換範囲からなる文字列をタイトルとして
 自動記入する機能を付加しました。
・前回の更新における図がセルの中央に配置されないミスを改善しました。
・前回の更新のセル幅制御が不十分であったので改善しました。
(以下省略)
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